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公務員試験奮闘記 経済原論

さて、専門科目で一番苦手意識が高いと思われる「経済原論」です。
経済原論も、正直一年掛かったね。
5月の末位から予備校でスタートして、それから7月の末までやってたもん。
それからは、ずっと復習ばっかり。
もちろんブランクもありつつだったけど、出来るようになると心強い教科です。


経済原論っていうのは、俗に「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」に分かれます。
多分多くの人達は、マクロ経済学の方が馴染みがあるんじゃないかな?


「ミクロ経済学」っていうのは、例えば「商品を1つ余分に買った時の、自らの満足感の増減」とか、「くもの巣型生産関数」とか、日常生活に密着していながらも学問的。
最適労働時間とかを割り出すのも、ミクロ経済学だな。

「マクロ経済学」っていうのは、もう少し世界規模で見るもの。
IS-LM曲線とか、マネーサプライとか、用語は聞いたことあるっしょ?
詳しくは省くけど、こういう経済関係を必死こいて勉強するのです。


で、この科目の一番のポイントは・・・復習
これに尽きるね。
結構当たり前に思われるかも知れないけど、大体最初に講義を聞いたら、次の日は3時間くらい 経済原論を復習しました。
「え、そんなに掛かるの!?」って思われるかも知れないけど、多分受かってる奴は大体2~3時間はやってるんじゃないかな?


講義中に出てきた図を、自分の手で描くんだよ。
そして重要用語をその時に覚える。
問題をやる。
これだけで、大体それ位の時間は経つよね。
おかげで、記憶に残るんだよね。


更に年明けてからは、テープでもう一回講義を聞き直す。
最終的に、3月くらいまでその作業が続く。
半分以上の講義は聞き直したかな?
特にミクロでは「クールノー均衡」「シュタッケルベルク」とかのややこしい計算問題が難しく。

マクロは「ケインズ派」と「新古典派」の違いとか、「フィリップス曲線」とか「AD-AS分析」とかは重点的にやったかな?
いや、大体マクロは講義テープを聞きなおしたね。

最初とか全然問題とか解けないし、一度やった問題すら全然分からない。
それでも、この教科はひたすら反復。
式も覚える。


そうすると、大体4月位に神が降臨します
何故か今まで解けなかった問題が解けるようになり、またこの時期になると裏技を色々教えてもらえるので、それも手伝って経済原論は解けるようになる。
其れまでの努力の賜物っすね。
確かに国家1種の経済原論は全く解けなかったけど、その他の試験では心強い教科になりました。
国家二種ではミクロ、マクロ共に満点だったし。


そう、地方上級の経済原論もやりようによっては出来るようになります。
最後の徹底演習講座を頑張ってやれば、何とかなる。
「ゼッタイに無理!!」とか噂が先行するけど、そういうのに負けないで頑張ってほしいね。
確かに訳の分からない「コブ=ダグラス型」とか出てくるけど。
やれば出来る教科=点数稼ぎまくりだからね。


大体週に一回位は講義が終わった後でも、問題をやりましょう。
これも数的処理同様一日ミクロとマクロ一問ずつとか言われるけど、無理だからね。
出来る人は、4日に一回とかね。
5問ずつとかでも、全然OK。
ただ、一ヶ月とか放りっぱなしだと、やばいかな?
これは継続して、記憶を留めてあげてください。


使用したのは、これは講義(テープも反復)、W問、模試(ちょっとだけ)だけです。
スーパー過去問もやろうと思ったけど、時間が無かったね。
W問・・・解説がぞんざいだけど、そういうのは先生に聞きましょう。
問題レベルは標準です。
後は、講師の先生次第かな?

とにかく反復と記憶に尽きる。
最後は式にガンガンぶち込む作業だけになれば、勝ったもんだね。

by yosuke0527 | 2006-09-14 23:36 | 公務員試験  

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