人気ブログランキング | 話題のタグを見る

公務員試験奮闘記 化学

さて、「化学」の時間です。
化学ねー、これも結構人によっては得手不得手が分かれるんじゃないかな?
まず、正直言ってこの教科を得点源にすることは、高校の頃の化学選択者以外はお薦めは出来ません。
しかし、数学・物理と切ってしまっていて、更に数的を苦手とする人は、どうしても通らざるを得ない教科になります。
化学では、何とかして一問は欲しいところです。
選択制を取ってない自治体もいるため、やはり文系であってもやりたいところ。


この化学、大きく理論化学有機化学無機化学の分野に分かれてます。
無機化学の方は正直中学生でもやったような範囲でもあります。
鉄=Feとか、銅=Cuとか、こういうのが無機化学。

理論化学は、質量パーセント濃度とか、ヘンリーの法則とか、ド・モルガンとか、聞いたことのあるものですね。

で、公務員試験では無機化学&理論化学 の二つの分野をマスターすることが先決です。
なぜなら、この二分野からの問題が中心であります。
地方上級 であれば、この二分野をやりましょう。
大体の問題はそんなに難しいものじゃ、ありません。


で、有機化学
これがとにかく厄介。
アルケン、アルキンとか、良く分からん横文字のオンパレード。
とどめに「環境化学」なんてものが出てきて、+αの時事系の「発明」 とかも出たり。
今の世の中に必要な知識であるが、理系じゃなきゃ一生触れないようなものが有機化学です。

これをどう克服していくか・・・。
国家系第一希望 であれば、触るくらいはしましょう。
意外と難易度は高くないような気もします。
(ただ、今年は簡単だっただけかも知れませんw)


私は基本的に、予備校の講義が中心でしたが・・・。
正直先生が良かったのか、内容が簡単だったのか、あまり当時は苦労しませんでした。
一番苦労したのは、その後。
講義内容が試験のレベルに追いついていないことが多い!!
そのため、そのギャップをどう埋めるかを、3月に焦った思い出があります。
そのため、ここでも高校生の使う参考書を導入してみました。


岡野の化学をはじめからていねいに―大学受験化学 (無機・有機化学編)(理論化学編)の二つです。
しかし、しっかり講義を聴いた上でなきゃダメ。
これだけで勉強しようと思ってはいけません。


あと、この2冊のうち、公務員試験に出ない部分も含まれているので、其れは注意。
見極めてください。


個人的に、理論化学の方は使えました。
計算の裏技が載ってたりしてるので、苦手な人は良いかも。
無機&有機は・・・ちょっと範囲が膨大すぎるかも。
特に有機
苦手なら、逃げてしまっても良いかも知れません。
化学で2問取れる人は少ないです。
特別区受験の人は、化学が3問出たりするので、頑張りましょう。
難易度は基礎的です。
大したことありません。


とにかく、物理を切る人、数学を切る人、数的にイマイチ自信が無い人、頑張りましょう。
何とかなります。

by yosuke0527 | 2006-09-22 16:50 | 公務員試験  

<< 公務員試験奮闘記 思想 公務員試験奮闘記 数学 >>