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公務員試験奮闘記 専門セレクト 政治学

えー、遂に専門セレクトってことで、LECの講座の名前で出しちゃいました。
専門セレクトっていうと、何となく「数種類から幾つか自分で選択する」ってイメージだけど、基本的に全部やる予定です。
この専門セレクトは教養、専門の後者の科目になります。
つまり、教養しかない試験では殆ど出ません。


その第一弾として、「政治学」 です。
この教科は意外とイメージしにくいと思います。
大体で分類すると、政治学史&政治学理論で括ります。


政治学史というのは、歴史上の哲学者、政治学者の理論を覚えるものです。
政治学の祖ともいえる、プラトン、アリストテレスから大体丸山眞男辺りかな。
歴史的に政治がどう動いてきたか、どう人が変わってきたかを考える部分。
大体半分は、この政治学史から出ます。


政治学理論っていうのは、例えば「イギリスの議会と、アメリカの議会のシステムの違い」とか「アメリカの大統領の任期はどれ位か?」とか「選挙のシステム」などを学びます。
勿論日本のこともやります。
常識的なことから、かなり深い知識まで幅広い分野です。


公務員試験の政治学は、それほど難しくないとは思います。
地方上級であれば、多分得点源になる教科でしょう。
そんなに難しくないし、大体暗記教科です。


国家二種の場合は、既にネタが出尽くされているので、大体国家一種と同様レベルの問題が出ています。
結構初めて見るような名前も出てきますので、あまり国家二種ではお薦めが出来ない教科です。
この教科の他に、押さえとして幾つかの教科が必要になりますね。


さて、具体的にどうやって勉強するか。
とりあえず、国家二種を念頭に 勉強することが良いでしょう。
それだけで、殆どの職種で満点が取れるようになります。
具体的に覚えるためには理論の対比< を忘れないように。

特に政治学理論では、この手の引っ掛けが多いです。
逆に出る部分も限られているので、覚えれば得点は簡単です。
フランスとドイツの議会形態を混同させたり。
大統領の任期、選出方法とかをわざと変えたり。
しっかり違いを意識して覚えられると楽になります。
後々専門記述で役に立つことにもなります。


私の場合、殆ど通常の講義と、W問と、模試だけで大丈夫でした。
もし余裕があったら、国家1種の過去問が出来ると、国家二種では安定できるかな?
後、マイナーな学者は覚えなくて良いと思います。
殆ど出ません。
ハッキリ言って、出たら誰も解けません。
試験種によっては「ここで差が付く!!」とか言われますが、ハッキリいって国家1種対策でもしない限り、確実な正解は無理だと思いますww


後、政治学がしっかり出来ると、教養の政治経済でも役に立ちます。
政治学理論が多く出ますので、教養対策にもなります。
頑張って覚えてください。


始めに言っておくと、専門セレクトで一番要求されるのが確実な正答だと思います。
主要五科目で落としてしまう部分があるため、どうしても専門セレクトでは高確率の正答が出来ないと、厳しいのです。
逆に専門セレクトの教科が得意であれば、かなり専門試験においては点数が安定すると思います。

by yosuke0527 | 2006-10-06 22:10 | 公務員試験  

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